営業がつらい、辞めたい。でも辞めなかった僕が今思うこと|野球と子育てと10年間営業を続けたパパの本音

営業経験

営業の仕事がつらい。毎日数字に追われて、誰にも弱音を吐けない。
「もう辞めたい」と思ったことが、あなたにもきっとあるはずです。

僕もそうでした。入社1年目、成績はダントツ最下位。電話をかけても無視され、飛び込みで門前払いされる毎日。

それでも僕は、営業を10年間続けました。
なぜ辞めなかったのか。どう乗り越えたのか。この記事では、そんな僕の実体験をお話しします。

⚫️この記事で伝えたいこと

  • 営業がつらくて辞めたくなる気持ちは自然なこと
  • 僕も10年間の営業人生で何度も辞めたくなった
  • でも、家族と野球経験、そして1本のヒットが支えになった
  • 続けた先に、自分だけのスタイルと誇りが生まれた

営業がつらい。辞めたい。でも辞められなかった僕

「営業って、なんでこんなにつらいんだろう」
そんなことを毎日のように考えていた時期がありました。

僕は大学卒業後、金融機関に就職し、10年間営業として働いていました。
今は退職して、Web制作を学びながら、ブログで発信もしています。
家庭では、3歳の長女と1歳の双子の娘たちの子育てに奮闘中。32歳、3児のパパです。

一見、順風満帆に見えるかもしれませんが、10年間の営業人生のなかで「辞めたい」と思ったことは何度もありました。

でも、結局僕は10年間辞めなかった。踏みとどまった。

なぜそうしたのか。そして今だからこそ思うことを、正直に書いていきます。

野球部で25年、営業で10年。根性だけじゃ乗り切れなかった

僕は小学校から大学まで野球一筋。
卒業後も会社の野球部に入り、気づけば野球歴25年以上。
「根性」「気合」「努力」——そんな言葉とともに生きてきました。

そんな僕が営業の世界に飛び込んで、まず感じたのは「結果がすべて」のプレッシャーでした。

営業日報に訪問先がビッシリ書いてあっても、実績がゼロなら
「訪問先で何してたの?」と問われる。

「野球部なんだから根性あるだろ」のプレッシャー。

いくら頑張っても、数字に出なければ評価されない
努力していることすら、誰にも伝わらない。

野球では「次の打席がある」と思えたけど、営業は「毎日が勝負」「一打席で結果を出せ」と言われているような感覚でした。

成績最下位。心が折れかけた日々

1年目、僕は成績がダントツの最下位でした。
配属されたのは、大きな支店で優秀な先輩が多いチーム。

営業成績のランキングが毎月社内メールで届き、僕の名前はいつも一番下。
みんな気を遣って、成績のことで僕に話しかけてくる人はいませんでした。


訪問しても相手にされず、アポも取れない。電話はすぐ切られる。
気づけば「またダメだった…」と、自分を責める日々。
「日常業務で手一杯だから、営業活動に時間が割けない」って言い訳してたけど、条件はみんな一緒

「辞めたい」「向いてない」「逃げたい」——そう思いながらも、踏み出せずにいたのは、心のどこかで“まだ頑張りたい”気持ちがあったから。

辞めたい。でも辞められなかった3つの理由

営業を辞めずに踏みとどまったのには、3つの理由があります。

①「家族」がいたから

結婚して、子どもが生まれ、僕の働く理由が「自分のため」から「家族のため」に変わりました。

仕事がつらくても、娘の笑顔を見れば「頑張ろう」と思えたんです。

家族を養っていくために、そしてかっこいいパパでありたい。
その気持ちが活力になりました。

②「野球経験」が背中を押してくれた

野球をしていたとき、三振してもエラーしても、またグラウンドに立ちました。

営業も同じ。三振しても、次の打席が来る。次は打てる。
そう信じて、自分に言い聞かせていました。

また、野球部という、上下関係の厳しい世界で鍛えられたメンタルが、営業の世界でも生きたのかもしれません。

③「1本のヒット」が出た

ある日、たまたま訪問先の担当者が、野球好きの方でした。
高校野球・プロ野球の話題で盛り上がり、契約に結びついたことがありました。

「ああ、今日は打てたんだ」
たったの1件ですが、そういう積み重ねが僕を強くしてくれました。

辞めずに続けた先に見えた“自分だけのヒット”

辞めなかったからといって、すべてが好転したわけではありません。
むしろ、壁の連続でした。

でも、少しずつ「自分のスタイル」が見えてきました。
無理にゴリゴリ売り込むのではなく、相手の話をじっくり聞く
そこから信頼を築いて、自然と契約につながる営業へ。

数字も上がり、社内評価も変わっていきました。
何より、自分で自分を少しだけ認められるようになったことが大きかったです。

今、営業がつらいと感じているあなたへ

営業がつらい。辞めたい。
その気持ちは、決して弱さじゃありません。むしろ「真剣に向き合っている証拠」だと思います。

でも、もし今あなたが限界ギリギリの状態なら、一度立ち止まって考えてみてください。
「辞めるのか」「続けるのか」ではなく、
「本当は自分はどうしたいのか」を。

僕が辞めなかった理由は、野球で鍛えた“打席に立ち続ける力”でした。

今すぐ結果が出なくても、打席に立ち続けてバットを振ることで、必ずヒットは出る。
それは僕が、10年間の営業人生で学んだことです。

だから、あなたも焦らず、でも腐らず。
“今の自分”を否定せずに、一歩ずつ前に進んでほしい。

👉まとめ:この記事で伝えたかったこと

  • 営業がつらくて辞めたい気持ちは自然なこと
  • 僕も10年間の営業人生で何度も辞めたくなった
  • でも、家族と野球経験、そして1本のヒットが支えになった
  • 続けた先に、自分だけのスタイルと誇りが生まれた

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