【営業最下位からの逆転劇】第1回:訪問件数が少なすぎた—— 「動いたつもり」の罠

営業経験

「今日の成果は?」
この質問が、毎日怖かった。
営業1年目の僕は、営業成績が最下位。自分には向いてないと思い込んでいたけど、今振り返ると、原因はすごくシンプルだった。
——訪問件数が少なすぎた

なぜ訪問件数が少なかったのか

僕は「動いているつもり」になっていただけだった。
・午前中は日常業務と資料作成で潰れる
・「この会社は今日はタイミングが悪い」と勝手に判断
・「雨だし」「昼時だし」など、もっともらしい言い訳探し
こうして、1日が終わっていく。
気づけば1日の営業訪問件数は3件。行っても雑談だけで終わることも少なくなかった。

訪問件数はチャンスの数

もちろん、ただ数を回ればいいわけじゃない。
でも、営業は訪問件数が少ない=成長する機会が少ないというのは事実
「量より質じゃないの?」と言われることもあるけど、質は量の中でしか磨けない
僕は「質」に逃げて、「量」から目を逸らしていただけだった。

僕が変われた3つの工夫

営業2年目、ようやく危機感を持ち始めて、自分を少しずつ変えました。

1.最低訪問件数を自分に課す

「今日は10件は必ず回る」と、自分でルールを決めました。
数字を決めると、無駄な時間を使わなくなる。
人は、決めないとすぐ楽な方に流れます
だったら、先に自分を縛ってしまう方がラク。
打席に立ってバットを振らなければ何も始まりません。
仮に成果が上がらなくても、自分で決めたノルマをクリアすると達成感があります。

2.”ついで訪問”で効率アップ

営業で外回りをしていると、「次のアポまで少し時間があるな」ということがよくあります。
その時に、近くの企業への飛び込みを行いました。
飛び込みって正直ハードルが高いですよね。
僕も最初は緊張しましたが、徐々に慣れてくるもの。
この意識だけで、訪問数は確実に増えました。

3.訪問ログをつけて可視化

訪問件数を手帳にメモするだけでも効果大。
情報も蓄積されて、営業活動に役立ちます。
上司に1日の活動内容を聞かれても、自信を持って答えられます。

まとめ:動けば、何かが起こる

営業は、動いた分だけ何かが起こる
成果が出る人は、やっぱり動いてる。
トークが下手でも、商品知識がなくても、訪問することだけは今すぐにできる。
まずは取引先に顔を覚えてもらうことが大事。
だからこそ、過去の自分に一言こう言いたい。
“「悩む前に、まず回れ」”

👉次回予告第2回:見込み客を育てていなかった——”とりあえず訪問”の限界とは?

この記事を書いた人
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金融機関で営業を10年間経験し、現在はWeb制作を勉強中。
3人の娘(3歳&1歳双子)のパパ。
小学1年生で野球を始め、中学・高校・大学と野球を続けて野球歴25年以上。
営業時代の失敗談やそこからの学びを発信中。

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