営業職と聞いて、どんなイメージを持ちますか？
「ノルマがきつそう」
「メンタルが削られそう」
「体育会系で上下関係が厳しそう」
そんなネガティブなイメージを持つ人も多いかもしれません。
実際に「営業職だけはやめとけ」と言われた経験がある人もいるでしょう。
僕自身、営業1年目はダントツ最下位。
毎日落ち込んでは「向いてないのかも」と悩んでいました。
それでも、10年間営業職を続けてきた今、僕は胸を張って言えます。
「営業をやって、本当によかった」と。
この記事では、「営業はやめとけ」と言われる理由と、それでも営業を続けて良かったと僕が思う理由を、実体験を交えてお話しします。
世間で「営業はやめとけ」と言われる5つの理由
まず、なぜ「営業はやめとけ」と言われるのか？
その理由は大きく分けて5つあります。
1. ノルマ・数字に追われるプレッシャー
営業は常に目標数字を追いかける仕事です。
月末が近づくと「あと何件？」「どうするんだ？」と詰められる場面も。
数字が結果のすべて。
成果が出なければ評価は下がり、精神的に追い詰められることもあります。
成績が出ない時期は特にきついよね…..。
2. お客様に断られ続けるツラさ
営業では「お断り」が日常です。
ときには冷たくされたり、心無い言葉を浴びることも。
「人に拒絶される経験」が積み重なると、自信を失ってしまうことも珍しくありません。
断られるのが当たり前とは言ってもね….。
3. 体育会系の社風が多い
特に昔ながらの営業会社では、朝礼での発声練習や厳しい上下関係が色濃く残っています。
「声が小さい！」と怒られたり、ロールプレイングを何時間も繰り返したり。
この文化に馴染めない人にとっては、大きなストレスになります。
でも、今はだいぶ変わってきたかもね！
4. プライベートとの両立が難しい
営業の仕事は、お客様の都合に合わせることが多いため、自分のペースで働くのが難しい場面も。
・夜に訪問
・休日のトラブル対応
・急なスケジュール変更
家庭や自分の時間を犠牲にして働くことに、違和感を覚える人もいます。
電話が鳴ると嫌な予感が….。
5. 向き・不向きがハッキリ分かれる
営業には、対人スキルだけでなく、粘り強さや改善力、タフなメンタルも求められます。
「合う人には最高だけど、合わない人にはとことん合わない」
そんな仕事でもあります。
営業に向いてるかどうかは人それぞれだよね。
👉「営業に向いている人の特徴」はこちらの記事で詳しく解説しています。
👉「営業向いてないかも….」と悩んでいる方へ
僕も「辞めたい」と何度も思った
営業1年目、僕は全支店の中で最下位の成績。
同期は表彰される一方、僕は空回りばかり。
上司や先輩にも気を遣われ、申し訳なさと悔しさでいっぱいでした。
朝、会社に行くのが怖い。
お客様に会うのも怖い。
数字の報告が嫌でたまらない。
「もう辞めたい…」と何度思ったかわかりません。
それでも踏みとどまったのは、心のどこかで信じていたからです。
「この経験は、将来きっと役に立つ」と。
それでも営業を10年続けてよかったと感じる理由
今、僕は営業職を離れ、Web制作を学んでいます。
でも、営業で培ったスキルやマインドは、間違いなく今の自分の土台になっています。
✔ 聞く力（傾聴力）が鍛えられた
相手のニーズを丁寧に聞く習慣は、今のクライアント対応でも非常に役立っています。
✔ 伝える力・提案力がついた
相手の課題を整理し、分かりやすく提案する力は、どんな業種でも使える武器です。
✔ 粘り強さが身についた
断られても、また立ち上がる力。
これは、営業現場でしか身につかない「心の筋力」です。
✔ ビジネスの基本が叩き込まれた
報連相、逆算思考、段取り力。
どれも営業時代に自然と染み込んだ習慣です。
結論：営業はハード。でも得られるものも大きい
営業職はたしかに厳しい世界です。
誰にでもおすすめできる仕事ではありません。
でも、乗り越えた先に得られるスキルやマインドは、一生モノです。
僕のように「最下位スタート」でも、10年続けたことで得たものは、今も自分の支えになっています。
今、「営業つらい」「辞めたい」と感じている人へ。
その経験は、きっとあなたの将来を助けてくれます。
辞めるのも選択肢。でも、踏みとどまった先にも、きっと光はあります。
最後に
「営業はやめとけ」と言われることも多いけれど、
僕は胸を張ってこう言えます。
「営業をやって、本当によかった」と。
迷っているあなたの背中を、少しでも押せたら嬉しいです。
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