はじめに〜奇跡のスタート〜
「双子!?すごいね!」
そう言われることが増えた。たしかに、2人同時に生まれてきてくれたのは奇跡かもしれない。
でも、実際の生活は”すごい”どころじゃない。24時間、止まらない育児。2人同時に泣き、2人同時にミルクを欲しがる。
気がつけば、夫婦で会話する時間すら消えていた。
そんなカオスな日々の中に気づいたのは、「父親だからこそできること」がたくさんあるということ。
この記事では、双子育児のリアルと、父親として果たしたい5つの役割について書いていきたい。
双子育児のリアルな日常
1人でも大変な育児。
それが2人になると、全てが”2倍”….かと思いきや、実際は“それ以上”だった。
泣き声がシンクロする真夜中の3時。
片方を抱っこしても、もう片方が泣いていると心がざわつく。
お出かけするには、まず2人分の荷物を用意し、服を着せて、ベビーカーに乗せて….これだけで一苦労。
育児って、こんなにも過酷なんだと、双子を育て始めて改めて実感した。
でも同時に、「自分がやらなきゃ、この家は回らない」という覚悟も芽生えた。
父親が果たすべき5つの役割
1. 家事・育児の即戦力になる
「手伝う」じゃなくて「一緒にやる」。
それが双子育児の基本ルール。
おむつ替え、ミルク、離乳食、寝かしつけ。できることは全部やる。
子供たちの、”生活の一部”に自分が自然と入っていけるように意識している。
2. メンタルケアを担う
一番近くで戦っているのはママ。
だからこそ、時には「頑張ってるよ」「ありがとう」と声をかけるだけで、救いになることもある。
夫婦で戦うチームとして、心のコンディションを整えるの父親の大事な役割だと思う。
3. 時間を作る&守る
育児に集中するために、家事の効率化、仕事の調整、スケジュールの見直しは日常茶飯事。
「今この時間を家族に使う」と決めて、思い切って仕事を切り上げたこともある。
双子育児は、時間の使い方がカギになる。
4. 情報収集係になる
抱っこ紐、哺乳瓶、双子用ベビーカー….何を選ぶかで育児のしんどさが全然変わる。
自治体の支援制度や保育園情報を、父親が率先して調べる。
情報は武器。チームで勝つための戦略を考えるのも、父親の役割。
5. 家族の未来を見据える存在になる
今がしんどいのは当然。でもこの先、子供たちがどんなふうに育っていくか、どんな家庭を築きたいか、そういう“少し先の未来”を見せておくのが父親の役割だと思っている。
今を耐えるだけじゃなく、“希望”も見せられる父親でありたい。
我が家の対応策
双子を育てる上で、我が家が行ったことを紹介します。
両親の力を借りる
双子が産まれ、子供が3人になった我が家は、実家の近くに引っ越しました。夫婦2人だけでは手に負えないこともたくさんあります。
こういった時は、両親の力を積極的に借りています。長女だけ預けたり、ちょっとした買い物をお願いしたり。
両親もすぐに孫に会えるようなり、大喜び。
職場は遠くなったけど、毎日が充実しています。
ウォーターサーバーを導入
とにかく何回もミルクを飲みます。
我が家は、ミルクを作るためのお湯を沸かす手間をなくす目的で、ウォーターサーバーを導入しました。
ミルクをパッと作ることができて、お湯を沸かすのを忘れてイライラしていた毎日とお別れできました。
終わりに:双子育児はチーム戦。父親はスタメン
「父親はサポート役」って、誰が決めたんだろう?
双子育児を通して思うのは、父親こそがスタメンでなければ家庭は回らないということ。
決して完璧じゃなくていい。
でも、毎日一緒に戦って、悩んで、笑って、泣いて。
そんな父親だからこそ、子供たちに伝えられることがある。
双子育児は大変だ。だけど、それ以上に幸せだ。
あなたが本気で関われば、きっと家族の未来はもっと明るくなる。
この記事を書いたのは
双子の父として、毎日ドタバタな育児に奮闘しています。
子供3人の育児。正直、心が折れそうになる日もありました。
でも、子供たちの寝顔や、家族の笑顔に救われながら、ここまでやってこれました。
この記事は、これから双子育児に挑む方、そして今まさに奮闘している方へ、少しでも「一緒に頑張ろう」と伝えたくて書きました。
どんなに大変でも、誰より子供たちに愛される父親を目指して、これからも走り続けます。
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